曳家をご存知ですか?
「曳家」は建物や重い機械などを移動する建築工法です。
土地の区画整理で住んでいる家を動かしたい!日当たりが悪いので家の向きを変えたい!
敷地を効率的に利用するために、家を持ち上げ下に駐車場等を作りたい!
また歴史的な建築物や貴重な文化財などをそのままの姿で移動して保存したい!
こんな時、住んだまま(電気・ガス・水道を使用したまま)で建物を移動・回転できます。
また大切なお住まいの沈下修正や補強・補修をしたりする職業です。
引っ越しの必要はありません!
お住まいのまま安全・迅速に移動します!
一般木造住宅の移動(曳家)工事は従来、床上工法が用いられ、内外部の腰壁および畳、床を撤去し、柱と柱を結束して移動する工法が多く採用されていたため、移動後の家屋の耐久性や、多額な補修費がかかることなどから移動工事自体のイメージを悪くされている方々が多くいらっしゃいました。
SRM(セーフティ・ローラー・ムーブ)工法は、従来の移動工法の欠点を元に経験と実績から開発された工法で、最新の機器を導入し、人手と資材の省力化、段取、掛替えの簡素化で工期の大幅な短縮を実現しました。
またお住まいになられたままでの移動工事を可能にした画期的な工法ですので、従来に比べ、耐久性、経済性および安全性に優れた特性を持つ工法(安全ローラー移動工法)です。
SRM工法では、家屋の土台下で作業を行うため、壁や床等を撤去することなく移動できます。そのため主要構造部に悪影響を与えることなく、しかも短期間に工事を完了でき、築年数の経過に左右されることなく、現状の耐久性を保持したまま工事を行えます。
SRM工法は、従来工法で要した壁や畳、床等を撤去する必要がないため、移動後の補修費が少額ですみます。多少の仮設工事を施せば、引越しすることなく、お住まいのままで移動工事ができますので、経済性に優れています。
SRM工法は、最新の資材と機器を導入した独自の工法で、従来工法に比べ、主要構造部に悪影響を及ぼさないため、移動中においてもお住まいの方々や家財等を安全に移動します。また将来に起きうる災害に対しても、現状の耐久性を保ったまま移動できるので、安全性の面においても優れた工法です。
当社は、工事の安全性とスピードアップおよび費用の節約のため、
レンドー油圧 ジャッキ(油圧ジャッキが同時に 昇降)と、レンドーローラーを使用しています。